血糖値の上昇による心筋梗塞や脳梗塞の危険性

血糖値が上昇すると、高血糖症をはじめ心筋梗塞脳梗塞など、病気のリスクを高める危険性があります。

心筋梗塞脳梗塞は、糖尿病の合併症としても有名です。

なぜ血糖値が高いと心筋梗塞脳梗塞を引き起こす危険性が高まるのか、ご紹介します。

血糖値の上昇が及ぼす健康への危険性

血糖値の上昇は、様々な病気のリスクを高めます。

では、血糖値が高いとどのような病気のリスクが高まる危険性があるのでしょうか。

代表的なものと言えば心筋梗塞・脳梗塞ですが、まずは高血糖症の危険性を忘れてはなりません。

高血糖症とは血中のグルコース濃度が正常値より高くなる病気です。

10mmol/L(180mg/dL)より高くなると高血糖症であるとされていますが、自覚症状が無いと言う場合も少なくありません。

と言うのも、血糖値が15-20mmol/L(270-360mg/dL)を越えるまでは、はっきりとした症状があらわれないと言う事も多いためです。

高血糖症の症状としては、大食症、煩渇多飲、多尿症、疲労、かすみ目、体重減少などがあり、これだけでも十分に厄介な病気なのですが、その原因は何なのでしょうか。

高血糖症になる原因は様々ですが、多いのは急性疾患との併発、糖尿病、薬剤による発症、生理的反応などです。

ちなみに、急性疾患とは心筋梗塞脳梗塞を指します。

一般的に糖尿病患者は心筋梗塞や脳梗塞になりやすいと言われていますが、糖尿病と診断されていなくても併発する恐れがあるのです。

高血糖症を進行させないためにも、日頃から血糖値が上がりやすい食べ物や飲み物は控えるようにしましょう。

 

血糖値が高いと心筋梗塞・脳梗塞になる危険性が高まる

毎年多くの人が突発的に死亡する病気として知られているのが、心筋梗塞脳梗塞です。

梗塞とは、動脈の中が詰まってしまい、血液が上手く供給出来なくなってしまう状態の事を指します。

心筋梗塞とは、冠動脈が詰まってしまう状態の事で、冠動脈が詰まると、心臓を動かす働きがある心筋が正常に動かなくなってしまい、心筋が壊死する危険性があります。

冠動脈が詰まる原因は、コレステロールや脂質、プラークの蓄積です。

次に脳梗塞ですが、脳梗塞には血栓症と梗栓症の2種類があります。

血栓症は心筋梗塞と同様、脳血管内に詰まり(血栓)が生じ、動脈血流が止まって脳に血液を送り込む事が出来なくなってしまいます。

梗栓症は、不整脈などによって脳以外の部位に生じた血栓が、最終的に脳の血管まで運ばれて詰まる事によって発症するものです。

太く重要な血管に発症する事も多いため、深刻な状態になる事も少なくありません。

 

血糖値が高いと心筋梗塞や脳梗塞になりやすくなる訳

血糖値が上昇する(糖尿病になる)と、何故心筋梗塞脳梗塞になりやすくなるのか。

その理由は、動脈の構造にあります。

動脈は内側から内膜・中膜・外膜の三層で構成されており、その中を血液が流れています。

しかし、血糖値が高いと最も内側にある内膜に、心筋梗塞脳梗塞の原因になり得るコレステロールが大量に取り込まれる危険性があります。

コレステロールは油であるため、水や血液に溶けません。

そのため、血液の中にあるコレステロールを水溶性の蛋白質が包み込む事でリポ蛋白となり運搬されます。

しかしこのリポ蛋白は、血糖値が高いと酸化してしまったり、ブドウ糖が結合して変換してしまいます。

ブドウ糖が結合して変化したリポ蛋白は非常に危険で、内膜に溜まるとプラーク粥腫と言う塊になり、動脈硬化が進行します。

一般的に動脈硬化と言うとコレステロール値が高い人ほど危険性も上がる病気ですが、血糖値が高い糖尿病の人は、コレステロール値が危険な値を示していなくても動脈硬化が進み、心筋梗塞脳梗塞への危険性も高まるのです。

 

糖尿病でなければ心筋梗塞や脳梗塞にはならない?

食後にのみ血糖値が上昇するものの、糖尿病と診断はされていない。

いわゆる「糖尿病予備軍」は、脳梗塞心筋梗塞の心配はないのかと言えば、そんな事はありません。

この時点で、既に動脈硬化の進行は始まっているのです。

メタボリックシンドロームの状態になれば、進行は一層顕著になるでしょう。

メタボリックシンドロームと言えば、血糖値や血清脂質値、血圧が上昇すると言う点が有名ですが、実は内臓の内側に脂肪がつく事で動脈硬化を促進させる物質が分泌される病気なのです。

そうなると当然、心筋梗塞や脳梗塞の危険性が高まります。

 

血糖値を上げないためにはどうしたら良いか

心筋梗塞脳梗塞、糖尿病などは、時には死に至る危険性もある恐ろしい病気です。

これ等の病気のリスクを減らすためにも、血糖値の急な上昇を避ける生活を心掛けるようにしましょう。

誰にでも出来る血糖値の上昇を避ける方法としてオススメなのは、食生活の改善です。

糖質をとり過ぎない事はもちろん重要ですが、食べるスピードも意識しましょう。

同じ量の糖質でも、短時間に摂取するのと、時間をかけて摂取するのとでは、血糖値の上昇の仕方が全然違います。

日頃からガツガツ食べる癖がある人は血糖値が急上昇しやすいため、しっかりと噛んで時間をかけて食べるように意識すると良いでしょう。

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