高血糖値の危険性|糖尿合併症の中で最後に発症しやすい糖尿病性腎症

血糖値の高い状態が慢性化してしまうと、糖尿合併症を引き起こす危険性があります。

糖尿合併症は3つありますが、中でも最後に発症しやすいのが糖尿病性腎症です。

糖尿合併症である糖尿病性腎症とは、どのような症状なのかご紹介します。

糖尿病性腎症は3大糖尿合併症の一つ|高血糖値から起こる危険性

糖尿病性腎症は、糖尿病性末梢神経障害や糖尿病網膜症とともに、健康を害する危険性が非常に高い3大糖尿合併症のひとつです。

3大糖尿合併症は、毛細血管が障害されて発症することから、糖尿病性細小血管症(さいしょうけっかんしょう)と呼ばれることもあります。

糖尿病性腎症は症状が重くなると人工透析を受ける必要があり、現在、透析療法を受ける患者さんの中でもっとも多い病状が糖尿病性腎症です。

高血糖状態が続くのが糖尿病ですが、慢性化すると血管が硬くなったり傷つくなどボロボロになる危険性があります。

腎臓には細い血管がたくさんあることから他の部位よりも負担を受けやすく、血糖値が高い状態が続けば、腎臓は老廃物をろ過して尿を作るという本来の機能を果たせなくなってしまいます。

血液は、栄養や酸素を全身の細胞に運び、不要物や二酸化炭素を回収しています。

各細胞から回収された不要物は最終的に腎臓に運ばれ、糸球体と呼ばれる細小血管の塊を通過する間に必要なものと不要なものとにろ過されます。

その後、老廃物のみを体外に排出させているのですが、糖尿病性腎症になるとろ過機能が十分に働かなくなるため、老廃物が再び全身を巡ってしまうことになります。

糖尿病性腎症は症状が一旦重くなると回復する見込みがほとんどなく、生涯人工透析に頼らなくてはならない危険性がある重い病気なのです。

 

糖尿病性腎症の症状は度合いによって5段階に分けられる

糖尿合併症のひとつである糖尿病性腎症は、一般的には糖尿病を発症してから10年ほどかけて腎臓の状態が少しずつ悪化することで発症します。

また、症状の重さにより5期に分けて考えられています。

第1期(腎症前期)と第2期(早期腎症期)に自覚症状はほとんどなく、尿検査によってたんぱく尿が検出されるか否かで判断するしかありません。

第3期(顕性腎症期)ではむくみや胸の苦しさ、食欲不振といった症状が現れ出します。

第4期(腎不全期)や第5期(透析療法期)となると、顔色が悪くなり嘔吐や手足のしびれ、発熱などが現れるようになります。

第3期以降となると、進行を遅らせることは可能ですが、決して良い状態の腎臓に戻すことはできません。

糖尿病性腎症に大切なのは、第2期までに兆候を見つけることといえるでしょう。

症状が重くなるに従い、ネフローゼ症候群や慢性腎不全といった他の病気を引き起こす危険性もあるので細心の注意が必要です。

 

糖尿病性腎症の原因は高い血糖値と高血圧にある

糖尿合併症である糖尿病性腎症は、血糖値が高いことによる高血糖と高血圧が根本的な原因です。

血液中に過剰な糖分があると、タンパク質と糖化反応を起こしたり、血管内の細胞が障害されたりするのです。

さらに、血圧が高ければ一層血管に負担を強いることになり、糖尿病性腎症を発症しやすくなります。

しかし、もちろん、そもそもの原因は糖尿病であることは言うまでもありません。

 

糖尿病性腎症はどうすれば予防できるのか

糖尿合併症は、いずれも重篤な症状に陥る危険性のある重い病ですが、初期症状がほとんどないことが特徴です。

また、3つある糖尿合併症の中でも、糖尿病性腎症はもっとも遅い時期に現れるのが一般的です。

しかし、糖尿病性末梢神経障害や糖尿病網膜症という重篤な病気を抱えている最中であっても、糖尿病性腎症を予防するにはわずかな兆候を見逃さないことが大切です。

尿検査で微量であってもたんぱく尿が検出されれば、それは腎臓のろ過機能が弱ってきた危険性があります。

この時期となると血糖値はかなり高いことも予想されますが、さらに厳しく血糖値のコントロールをすることが悪化の予防となるでしょう。

 

糖尿病性腎症の治療方法にはどのようなものがあるのか

糖尿病性腎症の根本の原因は血糖値が高いことにあるので、治療の基本は血糖値と血圧のコントロールです。

自覚症状がないため治療開始が遅れる危険性がありますが、適正な血糖値を維持するために低カロリー食と運動療法、薬物治療などを早期にスタートさせることが大切です。

また、病状が進んでしまった後には、インスリン注射を行うようになり、運動には一定の制限が加えられます。

同時に、腎臓に負担がかかるタンパク質の摂取量も制限した方が良いと考えられています。

血圧が高い場合は、症状の重さに関わらず制限が必要です。

前述した人工透析は第4期や第5期に行われる治療で、十分には機能しなくなった腎臓に代わって血液をろ過する方法です。

しかし、人工透析は週に3回も病院に行って数時間かけて行わなければなりません。

しかも、人工透析は生涯続くものなので、その負担は軽いものではないことが容易に想像できるのではないでしょうか。

また、他の治療法として腎移植がありますが、健康な腎臓を提供してくれるドナーを見つけなければならないなど、簡単にできる治療ではありません。

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