妊娠中の血糖値の正常値は?妊娠糖尿病の危険性

妊娠前には異常がなかった血糖値

しかし、妊娠すると高血糖になり、妊娠糖尿病と診断されるケースは決して少なくありません。

妊娠糖尿病は、様々な合併症を引き起こす危険性があります。

妊娠糖尿病の危険性や予防方法について、ご紹介します。

妊娠糖尿病とは

妊婦さんはお腹の赤ちゃんのためにも日頃から健康に気を付けているかと思いますが、血糖値の確認も怠ってはいけません。

血糖値の異常は、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など様々な病気の危険性を高めます。

妊婦さんの場合は、血糖値が正常値を大きく超えていると、妊娠糖尿病になる可能性もあります。

妊娠糖尿病にならなかったとしても、血糖値が高い状態が続けば様々な病気の危険性が増すため、血糖値は正常値で抑える努力をする事が重要になります。

妊娠前の健康診断などで引っ掛かった事が無い人でも、油断は禁物です。

そもそも妊婦さんの身体は、妊娠前より血糖値が上がりやすい状態なのです。

それと言うのも、お母さんの身体は自分よりもお腹の中の赤ちゃんを優先し、栄養を送り届けようとします。

糖分も同様で、赤ちゃん優先で送らなければならないため、妊婦さんの身体は糖分の摂取を控えようと糖分の吸収に必要なインスリンの分泌が抑えられます。

そしてこのインスリンの抑制こそが、妊婦さんの血糖値が上がってしまう原因なのです。

 

妊娠糖尿病の危険性が高まる血糖値のライン

妊婦さんにとって、どの程度の血糖値が正常で異常値なのかを事前に知っておくのは、非常に重要です。

基本的には、100mg/dl以下が正常値と考えて良いでしょう。

逆に100~199mg/dlだと高血糖と診断され、200mg/dlを超えた場合は妊娠糖尿病と診断されます。

そのため、血糖値は100mg/dl以下に抑えるようにしなければなりません。

なお、一般的に、血糖値は妊娠検査の際にはかります。

血糖値は食事の前後で変化する事から、一般的には食事の前と後にはかるのですが、妊婦さんは随時血糖検査と言う方法で血糖値を測ります。

随時血糖検査とは、食事の時間やタイミングに関係なく、血糖値を測る検査です。

随時血糖検査で正常値から大きく外れてしまった場合は、妊娠糖尿病や病気の危険性も考慮し、再検査を受ける事になります。

再検査を受ける場合は、検査当日の朝食をとっていない空腹の状態で血液検査を3回行います。

再検査では空腹状態でブドウ糖75グラムを摂取しますが、最初の採血はブドウ糖を経口摂取する前で、この時の正常値は100mg/dlです。

2度目はブドウ糖を摂取してから1時間後で、正常値は180mg/dlです。

最後はブドウ糖を摂取して2時間後で、正常値は150mg/dlになります。

この3回の中で、2回正常値を上回った場合に、妊娠糖尿病と診断されます。

 

妊娠糖尿病になる危険性は遺伝も影響?

妊娠糖尿病は、全ての妊婦さんがなるわけではありません。

では、一体どのような人が妊娠糖尿病になる危険性を秘めているのでしょうか。

妊娠糖尿病になる理由の一つとしてあげられるのが、遺伝です。

家族に糖尿病の病歴がある人は、妊娠前の血糖値が正常値であっても、十分に注意しましょう。

また、妊娠時に35歳以上である場合や、肥満である場合も妊娠糖尿病の危険性が増します。

この他にも様々な要因で妊娠糖尿病にかかる可能性があるため、妊娠検診はしっかり受け、日頃から健康状態には気を遣うようにしましょう。

もし妊娠糖尿病と言う診断を受けてしまった場合は、血糖のコントロールが重要になります。

母子共に必要な栄養をとり、かつ食後の急激な高血糖を防ぐように心掛けなければなりません。

血糖コントロールが上手くいかない場合は、インスリン治療が必要になる場合もあります。

 

妊娠糖尿病による母子への危険性|食事を見直し血糖値対策

妊娠糖尿病になってしまった場合、どのような危険性があるのでしょうか。

一番注意すべき危険性は、母子ともに合併症を起こしやすくなる事です。

妊婦さん自身が引き起こす可能性がある合併症は、妊娠高血圧症候群、流産・早産、網膜症、腎症、神経障害などです。

胎児に考えられる合併症は、 胎児発育不全、胎児機能不全、子宮内胎児死亡と深刻なものが多いため、細心の注意を払う必要があります。

妊娠糖尿病を予防するには、やはり食事を見直すのが重要です。

油や脂質が少ないヘルシー、かつ栄養たっぷりの食事を意識しましょう。

お肉を食べる場合も、脂身が少ない赤身肉を選ぶと良いです。

妊娠をすると食欲が増加すると言う人は多く、ついつい三食の食事以外にも間食をしてしまいがちになりますが、間食も出来るだけ控えましょう。

お菓子には、糖分も脂肪分もたっぷり含まれているため、妊娠糖尿病を悪化させてしまいます。

間食をするのであれば、小魚やスルメ、酢昆布などがオススメです。

果物は本来は悪いものではありませんが、果物によっては糖分が多いものもあります。

血糖値の上昇に繋がるため、十分注意しましょう。

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